おくむら大腸肛門クリニック院長のブログ

岡山市の大腸肛門専門クリニックの院長のブログです。

岡山マラソンに出ました!(初フルマラソン)その2

f:id:okumura-clinic:20191202202808j:plain

最大の難所・岡南大橋

スタートしてからも周りは人だらけでペースもかなりゆっくりでした。岡山駅岡山市役所の前を通り、普段は車しか走れない道をたくさんのランナー達がゾロゾロ走っていきます。みんな密集しているのでペースはかなり遅く、応援している人たちの顔もよく見えます。建物の2階からも応援している人もいました。途中川崎医大の知り合いの先生が見物しているのも見えましたよ。

2号線バイパスを超えて35号線に入ったころから徐々に集団がばらけてきて、ペースがあがっていきます。自分と走るペースが同じぐらいの人はずっと一緒に走る形になりますが、私の場合は近くに全身に三角形の富士山のかぶり物をしたランナーの方がいて、ずっと後ろについて走りました。

f:id:okumura-clinic:20191202202501j:plain

たぶんこれです。

一緒に走っているとなんだか富士山ランナーに親近感がわいてきて、沿道から「頑張れ、富士山!」という声がかけられると、私への応援でもないのになぜか励まされました。(笑)さすが世界遺産、影響力半端ない。富士山とはこの後もずっとご一緒しました。

途中スポーツ飲料や栄養補給の食べ物がもらえる補給所が数キロごとにあって、なるべくいただきました。テレビのマラソン中継でよくあるような走りながらさっと取って飲む、というのに憧れていましたが、私のようなスローペースのランナーが多い集団の人は補給所で立ち止まってそこで食べるという感じです。補給所にもたくさんのボランティアの子供たちがいて口々に「頑張ってください!」といってくれます。郊外の田園地帯に入っても、ひっきりなしに応援の人が沿道に続いていて、バンド演奏やら踊りやらを披露してくれていて、まさに「お・も・て・な・し」!とってもありがたかったです。岡山マラソンは全国のマラソン大会の中でも人気度No.1とのことで、その理由もわかりますね。

20キロ程度走ったところでもペースは軽快で足も軽く、「なんだ、俺イケるじゃん。ひょっとして完走なんて楽勝?」とも思えました。途中前方に5時間30分ペースで走る風船を付けたペースランナーの方々がいてしばらく後ろをついて走りましたが、それを追い抜いてしまうという暴挙も。 が、これがマラソン初心者がよく陥る勘違い・・前日読んだネット記事にも「フルマラソン前半は調子が良くても飛ばさず抑えて後半に備えましょう」とちゃーんと書いてありましたが、初マラソンに参加して高揚感に浮かれている私には無駄でした・・

で、案の定、30キロを過ぎて岡南大橋近くまで来たころから足が急に重くなってきて、初めて立ち止まって小休止。その後は歩いてはまた走るの繰り返しとなりました。やっぱりね・・でも、コースの中で最大の難所と言われる岡南大橋はずっと歩いて渡ったので、それほどしんどくはありませんでした。(笑)

(さらにつづく)

www.okumura-clinic.net