おくむら大腸肛門クリニック院長のブログ

岡山市の大腸肛門専門クリニックの院長のブログです。

市民健康セミナーを開催します。

日帰り手術について講演しますf:id:okumura-clinic:20180119101211j:plain

先日月刊プラザ岡山にも掲載されてご存知の方もおられるかもしれませんが、3/4(日)に市民健康セミナーを行うことになりました。当クリニックの近くでご開業されている大森クリニックの大森裕也先生とご一緒します。大森先生とはお父様のころから2代に渡って親しくさせていただいている先生で、今回このセミナーにお誘いいただきました。

大森先生は最新の日帰り静脈瘤手術について、私は痔や便秘などの対策のお話しをさせていただきます。その中で、もちろん日帰りの痔の手術の話もする予定です。昔と違って、痔の手術は今や9割以上が日帰り手術可能なんですよ~。

あまり堅苦しい会ではありませんよ。なるべく皆さんを飽きさせないように工夫してお話しするつもりです。セミナーはどなたでも参加できますし、予約も不要です。もちろん無料です。会場は岡山駅西口からすぐのコンベンションセンターですので、日曜日のお買い物等のお出かけのついでにご参加いただけたら嬉しいです!

皆さんでぜひどうぞ!それではまた~!

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日本大腸肛門病学会認定施設に認定されました!

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このたび当クリニックが1月から日本大腸肛門病学会の認定施設に指定されました。この指定は、大腸肛門病学会の指導医が在籍していて、なおかつ一定の施設の条件を満たした場合に認定されるものです。岡山県内では大学病院等含めて9か所のみ指定されています。私は指導医の資格は以前から持っていましたが、クリニックとしては認定を申請していなかったんです。というか忘れてました・・(笑)で、私が院長になってから申請を出して、今回初めて認定されたわけです。かと言って何か診察方法とか設備が変わるわけではないのですが、「きちんと学会の水準を満たした施設ですよ~!」と認められたという訳です。

そして認めてもらったからには、「今まで以上に専門医として質の高い診察、治療を皆様に提供しなければいけない」と気を引き締めているところです。おしりって患者さんには見えない場所なんで、医師によってはあまり正確とは言えない診断・治療で済ましているところもあるようなんですよね・・私としては常に誠実に、そして最新かつ標準的な治療を皆さんにご提供するのが使命だと思っています。これからも日々精進ですね!

それではまた~!

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明けましておめでとうございます。

今年は戌年f:id:okumura-clinic:20180101201155j:plain

明けましておめでとうございます。今日から平成30年ですね。皆さん、お正月はいかがお過ごしでしょうか?私はもっぱら家で見たかった映画などを見てゴロゴロしています。写真は私が飼っている柴犬のハル(メス、7歳)です。ご存知、今年の干支は犬なので今回は彼女の写真を載せてみました。ハルは私が仕事などで真夜中に帰ってきても、いつも起きて迎えてくれる優しい犬です。この写真も優しそうで、いい顔してると思いませんか?疲れた時に見てるだけで、私を癒してくれる大切な存在ですね。今年は彼女が年女(?)なので、きっとクリニックにもいい事があるでしょう!

今年も患者さん第一で、誠実に丁寧に診療を行いたいと思っています。皆様、今年もよろしくお願い申し上げます。それではまた!

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今年もクリスマスツリー出しました

12月になりましたf:id:okumura-clinic:20171130133711j:plain

今日から12月。今年もクリスマスツリーを出しました。それに伴い外来に置いていた観葉植物の配置も移動。すべて昨日午前の外来終了後私が一人でやりました。特に大きい植木の移動は大変でしたね・・ツリーの飾りは今年も女性の職員さんにやってもらおうかと思っていましたが、昨日出した勢いで一人でやってしまいました。美的センスのない私の飾りですが、いかがでしょうか?

近所の街のお店にも徐々にいろんなツリーが飾られてきて、この季節は華やかですね。近場で一番大きなものはクレドの広場のツリーですかね。クリスマスツリーにもいろんな種類があって、枝や葉が白いホワイトツリーもありますよね。

去年に初めてクリニック用に買ったツリー、あれからもう1年が経ちましたか。今年も色んなことがありました。時間が過ぎるのは本当にあっという間ですね・・

それではみなさん、今年も残りあと1か月、頑張りましょう!ではまた~!

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あくら通りって?

クリニックの地図を更新しました!

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本日、当クリニックのホームページ上のアクセス地図を変更しました。以前の地図にあった隣の川崎病院さんが移転したのと、当院の周りには一方通行が多く、車で来院する場合の行き方が分からないとの問い合わせが多かったんです。そこで今回地図の手直しをしてもらいました。すごくいい地図だと思いませんか?業者の方、ありがとうございました。

さて、当院の前の道路は変則的な一方通行で、スクランブル交差点になっているクレド岡山側からは車の進入ができません。なので車で来院される場合はあくら通り経由で来ていただくことになります。ちなみに当院前の道路のあくら通り側の信号は対向2車線で、進入することも出ていくことも可能です。これはおそらく天満屋の駐車場出口が当院の南側にあるからだと思われます。

今回「あくら通り」という名前を地図に載せたのですが、そもそも「あくら」って何ぞや?という素朴な疑問が湧いてきました。そこでネットで調べたところちゃ~んと誰かが書いて教えてくれてました。(下記参照)

どうやら「あくら」というのは、岡山市の市の木にも指定されている『クロガネモチ』の、ローカルな呼称で、あくら通りというのは、クロガネモチが多く植えられている通りという意味があるのだそうです。ところでクロガネモチってどんな木だっけ?(笑)帰りに見に行ってみますね。

ついでにこのページには面白い事も書いてました。

「あくら通りのように『通り』がつけられた道は東西に伸びている道で、道の方向が南北に伸びている場合は、『(すじ)という表現が用いられています。」とのことです。知らんかった!岡山にも市役所筋ってのがありますもんね。納得です。しかしまあ、この年になってもまだまだ知らないことはいっぱいありますねぇ。日々勉強です。本日は以上です。それではまた~!

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広島で内視鏡のハンズオンセミナーに参加

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9/30(土)はクリニックを1日お休みにして朝から広島大学内視鏡のポリープ切除のセミナーに参加してきました。患者の皆様にはたいへんご迷惑をおかけしてすみませんでした。

さてこの「広島EMR/ESDハンズオンセミナー」ですが、素晴らしいのはただ講義を聞くだけではなく、ブタの腸を使って大腸カメラでポリープを切除する練習を行えるということです。ブタさんには申し訳ないんですが患者さんの身体でいきなり練習をするわけにはいきませんので、このように動物の臓器を利用してあらかじめスキルを習得するということは医学の世界ではよく行われています。私も以前大腸癌の腹腔鏡手術をしていたころは、静岡や福島の専用の施設に手術の練習をしに行ったことが何回かありますよ。

大腸内視鏡検査は挿入技術だけに目が奪われることが多いようですが、それだけではなく病気を診断する診断技術、そしてポリープ切除などの治療の技術も同じくらい大切です。今回はこの治療技術向上を目指すセミナーでした。会場は広島大学医学部のキャンパス内で、北海道から九州まで全国から20名ほどが参加していました。毎年希望者が多く、参加者は選考会で選ばれるようです。私は幸運にも参加することができ、1日クリニックを休みにしてまで来たので、「吸収できることはなんでも吸収して帰ろう」と日頃から疑問に思っていたことを講師の先生にたくさん質問しました。私の担当の講師の先生は広島大学内視鏡診療科の先生で、一目見て「あぁ、この人は優しくて頼りがいのあるいい先生だ!」と思わせるような方でラッキーでした。やっぱり聞きやすい先生がいいですもんね。この先生は良い意味でのいわゆる「人たらし」の雰囲気を持っている方ですごく感じのいい方でした。私もこんな先生になれたらいいなあと思いますね。一緒のグループにいた同じ広島大学の若い先生に聞いたら、「若手から絶大の信頼を受けている先生ですよ」ということでした。やっぱり。

実技では普段できないようなやり方をわざとやってみたり、合併症が起きた場合の対処法などを教えていただきました。朝から夕方までの実習時間があっという間で非常に充実してました。帰りは当然JR広島駅でお約束のお好み焼きを食べました。オタフクソース最高~!また来年も参加しようかな。

それではまた!

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「私、痔主になりました」

お勧めの漫画です

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先日、スマホでYahooのページを見てたらお勧めの記事として7月に「私、痔主になりました」というコミックが発売されたというページが出てきました。ヤフーとかは、見ている人の過去の検索歴から興味のありそうな記事を優先的にピックアップしてるみたいで、日常的に痔の話題を検索している私にはお勧めの記事として判断されたようです。(笑)で、記事を読んでみてやっぱり面白そうだったので早速購入してみました。まさにヤフーの思惑通り…

作者さんのブログで第1話が読めるのでリンクしときますね。

実際読んでみると本当に面白く、痔で悩んでいる患者さんの気持ちが手に取るように分かって、肛門科の専門医としてとても参考になりました。「患者さんって、こんなに悩んで病院に来てるんだなぁ」とあらためて分かります。同時に、「これだけ勇気を出して来てくれた患者さんの期待に背かないよう、専門医としてしっかり診察して治療していかないといけないな」と身が引き締まる思いがしました。皆さんもおしりを診察されるのは勇気がいる事だと思いますが、ぜひ早目に受診してくださいね。

個人的には本の中で、痔瘻の手術である「シートン法」の説明がツボでした。「ほっぺたに穴をあけて、口と穴にゴムを通して輪ゴムを結ぶと、ゴムの力で徐々に穴と口がつながってゴムが取れる。」今度患者さんに説明するときに使わせてもらいましょう!この文章を読んでもシートン法が良く分からない方はぜひ本のご購入を。分かりやすい絵入りで説明されてます。amazonでも買えますよ。ちなみにうちのクリニックの待合室にも置きました。当院に来られる方は待ち時間にでもどうぞ。それではまた~!

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